「好きで彩るわたしの暮らし」~ソラマメの午後~

 

こんにちは!AKIKOです。

そろそろ旬はすぎてしまいますが、今年に入って人生ではじめて・・・ソラマメのおいしさに目覚めました。

ソラマメ。

さやが空を仰ぐように上にのびることからその名がついたといわれます。手を広げたくらいの大きなさやの中には親指ほどの豆がほんの2.3個。スーパーなどでは、さやのまま売られ、中の豆を取り出していただきます。

 

実はこのソラマメ、今までは料亭や居酒屋さんでほんのちょっぴり出てくるおつまみのイメージで、特に好きというわけでもなかったのですが・・・ソラマメのおいしさにハマったのは理由があるのです。

 

 

それは先日。友人のお義母さまのところで、手打ちのお蕎麦やたくさんの手料理を振舞っていただきました。

 

そのとき友人のお義母さまが「今朝いただいたんだけど・・・」と、近所の畑で穫れたてのソラマメを見せてくれたのです。

 

ところが、わたしも友人もお義母さまも、今まで一度もソラマメを自宅で調理したことがなく、茹で時間などがよくわかりませんでした。そのため、お友達がスマホを駆使してソラマメのゆで方を調べ、わたしと友人でマメに切り込みを入れ、お義母さまがそれをすぐに鍋で茹でて・・・と、みんなで調理することになったのです。

 

その、みんなでああでもないこうでもない、とワイワイ作業する時間は、子供のころのようにとっても楽しく・・・

そして「これでいいのかな?」と思いながらみんなで恐る恐るそのゆでたてのソラマメを食べたときのおいしさといったら

 

今まで食べたどんなマメよりもおいしかった!

 

もともとソラマメはおいしいし、朝採りとれたてだから余計おいしかったのかもしれません。でもそのおいしさが忘れられなくて、わたしは地元の市場でソラマメが売っているのをみると、つい購入するようになったのでした。

 

忘れっぽいわたしですが、みんなでワタワタとなりながら準備した、切り込みの入れ方やゆで時間などは一度でばっちりと覚えています。

 

 

そして先日、夫とふらっとのぞいた地元のお店で地産地消のソラマメを購入し、午後のおやつとして茹でていたときにはっきりと気づいたことがあります。

 

調理するときも食べるときも、よみがえってきたあのときの楽しかったごはん会。

 

目の前のソラマメのおいしさだけでなく、あの楽しかった時間やおいしかった思い出、実家のような温かい雰囲気が重なっているものを自分が味わっていることに気づいたのです。

(本当に楽しかったのでしょうね!)

 

もしかしたら人は、いつのまにか日々の食事や味のなかに実際の味以外のもの、子供のころからのいくつもの思い出や様々な感情を重ねてものを食べているのかもしれない・・・と思いました。

 

みなさんもありませんか。小さなころに家族でよく食べていたり、お父さんやお母さんに買ってもらったり、みんなでワイワイ食べて楽しかったりした今でも大好物の食べ物。

 

もしかしたら冷たいお味噌汁に、小さな頃、怒られたあとさみしく一人でごはんを食べたキッチンの感触を思い出したり、小さな駄菓子やスイカの味に、誰もいない夏休みの昼下がりのおうちの静けさと薄暗さ、秘密の時間のようなワクワク感が重なっていたりすることもあるかもしれません。

 

大人になってからも、学生時代に朝まで誰かの家で呑んだときのあの時だけのまったり感や仲間たちとの河原のバーベキュー。わたしなら秋田県の学校にいっていたので、実習で農家の方にふるまっていただいた、採ったばかりの笹竹を焚火に放り込んで焼いたとてつもなくおいしいタケノコや、教わったりチャレンジした秋田の郷土料理や食材の数々。

 

そんなたくさんの思い出は味覚とともに、わたしたちに確かに積み重なっていく。

おいしいから食べる。それだけではないのだと思うと(もちろん味も栄養も大事ですけど)

人にとって食べるということは、ビタミンなどの栄養を取るだけではなく、心や魂の喜びを味わい摂取するものでもあるのだなと思います。

 

そしてそのベースが一番作られやすいのは、やはり子供の頃なのかもしれない・・・と思うと、世のお母さんたちのお仕事のすごさを感じます。

 

 

毎日のおいしいご飯や食卓のお手伝いなど、日々、食とともに感じる楽しさや喜び、体に身につく暮らしの基本は、子供のなかにいつのまにか貯金のようにたまっていくのだなと感じます。そして、そのすごさを実感するのは、大人になってからなのかもしれません。

 

もちろん!子供のころや親がすべてではなく、食の喜びや思い出は、愛する人や仲間たち、そして自分自身の工夫や楽しむ心などで、いつからだって積み重なっていくものです。

 

食は喜びとダイレクトに繋がっている・・・

だからこそ、食とともにたのしい思い出をたくさんつくることは、きっと人生を豊かにして喜びの多いものにするのだな。

 

おいしくて楽しかったソラマメの午後から、そんなことを感じたAKIKOでした!

 

群馬県在住。3x才結婚2年目。
20代はOLと漫画家の二足のわらじを履き、現在も事務兼イラストレーターとして活動中。あなたのなかの女の子、というテーマでイラストセッションも行う。ごはんと旅が好き。
blog https://ameblo.jp/universe87
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