水辺に行って、涼を感じよう【大暑・次候】

 

 

こんにちは。運営部の佐藤です。

ひまわりが、ぴっかりと微笑みながら、街中で咲いているのを目にする季節になりました。蝉しぐれにもすっかり慣れてきてしまいましたね。

暑さは決して心地よくはありませんが、その暑さゆえに木陰の涼やかさと有り難さを感じています。

どのような季節においても、それぞれの楽しみ方や愛で方を考えていた昔の日本人の知恵は素晴らしいですね。

さて、今回も◆15日ごとにめぐる二十四節気と、◇5日ごとに進む七十二候に参りましょう。

 

◆二十四節気 7/23大暑(たいしょ)

 

暑さが最も厳しい時期です。この時期の後には、「立秋」が待っています。こんなに暑いのに、秋が来るなんて、なんだか信じがたいような気もしますが、めぐる季節はきちんとやって来てくれます。暑さの向こう側にある秋を思うと、もうひと踏ん張り!っと、猛暑も乗り越えられそうですね。

 

◇七十二候 7/28-8/1 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)

 

土の中に含まれている水分が、暑さによって蒸発し、湿度の高い熱気を帯びる頃です。道端の草たちは、むせるような香りと湿度を発しながら、より深くしげっていきます。

都会では、土と草むらを見つけることが難しいこともあるかもしれません。アスファルトの照り返しとは異なり、土からのけむる香りと湿気は、懐かしい日本の夏を感じさせてくれます。

 

◇季節のおすすめアクション♪【水辺に行って、涼を感じよう】

 

暑い日々が続きますが、皆様どのように暑さをしのいでいらっしゃいますか?

暑さがピークを迎えるこの時期は、自然の力を借りながら、物理的に体を冷やすのが一番!

というわけで、海や川などの水辺を訪れてみませんか?

大人になると涼しい部屋の中に居たい!と、ついつい思ってしまいがち。なかなか海や川などに行く機会も減ってしまうのではないでしょうか。

「水に流す」ということわざがあるように、昔から水には過去の出来事や感情などを流す力があると信じられてきました。

…確かに、水に浸かると不思議となんだか気持ちまですっきりしますよね。

目一杯水と親しんで、頭からどっぷり浸かるもよし。お散歩の合間に、公園の小川に足先だけをちょこんとつけてみるのもよし。

都内でしたら、秋川渓谷が手頃に涼を感じることができますよ。

今回の二十四節気・七十二候はここまでです。お読みくださり、ありがとうございました。

【編集後記】

私は、上賀茂神社の小川と、新生姜で作ったジンジャーシロップをお供に、この夏を乗り切ろうと思います♪

それでは次回、大暑・末候の更新もどうぞお楽しみに!

(参考文献:『旬を楽しむ 日めくり七十二候』文藝春秋/『七十二候で楽しむ日本の暮らし』角川ソフィア文庫/『二十四節気と七十二候の季節手帖』成美堂出版/『七十二候のゆうるり歳時記手帖』雷鳥社/『季節のある暮らしを楽しむ本』大和書房/『くらしを楽しむ七十二候』光文社知恵の森文庫/『ひらがな暦』新潮社)

 

◆◇二十四節気・七十二候とは◇◆
1年を24等分し、約15日ごとに巡ってくる分割点(節気)を含む日、に名称をつけた二十四節気と――、その二十四節気をさらに5日(または6日)ずつの3つ(初候、次候、末候)に分けた期間を七十二候といいます。読みやすさを考慮して、記事のなかでは二十四節気は15日毎・七十二候は5日毎と表記していますが、実際はすこし変動があります。