ごろんとした青梅の季節 梅仕事しよう♪【芒種・初候】

 

夏日と走り梅雨が行ったり来たりのこの時期、いかがお過ごしでしょうか?
梅雨の準備をするかのように、紫陽花が日に日に色づいていく様子を眺めています。
季節とともに生きていくことは、「今」しか出来ないことを楽しむということかもしれません。

あなたの「今」の密度がぎゅっとする。

「今」を捉えるための一つのモノサシとして、◆15日ごとにめぐる二十四節気と、◇5日ごとに進む七十二候をご覧ください。

◆二十四節気 6/6 芒種(ぼうしゅ)

 

稲や麦など芒(のぎ)のある穀物の種を播くころです。

小さなひとかけらの種を播くことで、たわわな実りをもたらしてくれる稲や麦。あなたの未来に多くの恩恵をもたらしてくれる種が、あなたの中にも眠っているかもしれませんよ。

穂から伸びている細いふわふわした部分が芒(のぎ)です。現代では、穀物の種を直接田畑に播くことはあまりありません。

そして、厚い雲に覆われて、雨が降りそそぐ頃。そろそろ梅雨入りを迎える地域も多いのではないでしょうか。湿った空気が雲によって密封されているかのような、じめじめとした日々が訪れます。

現代生活においては、時に湿気は不快に感じられます。しかし、梅雨に降る雨は、夏場の私たちや農作物を潤す水となります。
夏に向けて、ひと雨ごとに、自分の中に潤いを満たす時期とも捉えることができるのかもしれません。

雨だからこそ、の楽しみを謳歌したいものですね。

◇七十二候 6/6~6/10 蟷螂生(かまきりしょうず)

 

カマキリの卵が孵化し、次々と小さなカマキリが現れるころ。小さいながらも、立派にカマキリの鎌を持っています。また、カマキリ特有の動きは、様々な捉え方をされていました。例えば、拝んでいる姿のようにも見えたり、怒っているようにも見えたり…。ふとカマキリに遭遇した時には、どんな姿に見えるか自分なりに想像してみてはいかがでしょうか?

◇季節のおすすめ 【梅仕事しよう♪】

 

スーパーに青梅がお目見えし始める時期ですね。

梅酒や梅シロップ、梅干しなど、梅仕事にいそしむ方も「あめつち」読者さんには多いのかもしれません^^

というわけで、今回の季節のおすすめは、「梅仕事をしよう♪」です。

ごろりとした青い梅の水分をふき取ったり、ヘタをせっせととることがちょっぴり面倒。なんて思っていませんか?

…それでも、一度始めてしまえば、あっという間。手を動かすことで、むしろ頭と心の落ち着く時間となりますよ。

◇◇◇
【編集後記】
どんな梅仕事をするのか?どんなレシピで作るのか?それは“敢えて”綴りません。ご自身がしっくりくるものを探して、選んでくださいね。
それでは、次回の芒種・次候の更新もどうぞお楽しみに。

(★参考文献:『旬を楽しむ 日めくり七十二候』文藝春秋/『七十二候で楽しむ日本の暮らし』角川ソフィア文庫/『二十四節気と七十二候の季節手帖』成美堂出版/『七十二候のゆうるり歳時記手帖』雷鳥社)

◆◇二十四節気・七十二候とは◇◆
1年を24等分し、約15日ごとに巡ってくる分割点(節気)を含む日、に名称をつけた二十四節気と――、その二十四節気をさらに5日(または6日)ずつの3つ(初候、次候、末候)に分けた期間を七十二候といいます。読みやすさを考慮して、記事のなかでは二十四節気は15日毎・七十二候は5日毎と表記していますが、実際はすこし変動があります。