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2018-03-15

未確認☆調理法物体!春の野草 ~ズボラ料理人の失敗~【啓蟄・初候】

日中はコートなしでもお出かけできることや、自転車のサドルが冷たくないことに「小さな春見つけた♪」と嬉しくなっています。

こんにちは、運営部の真帆です(#^^#)♪ 立春も過ぎ、暦の上ではもう春ですが、やっと体感できるようになってきましたね。あなたの周りには、どんな「小さな春」があるでしょうか?

今回は、春の野草の料理体験(失敗談)を綴ります。

先ずは、◆15日ごとにめぐる二十四節気と、◇5日ごとに進む七十二候から見てみましょう♪

 

◆二十四節気 3/6 啓蟄(けいちつ)

「啓」はひらく、「蟄」は地中で冬眠していた虫を意味します。全体では、冬ごもりしていた虫たちが、春の陽気にさそわれて土の中から出てくるという意味。「虫」といっても、その意味は昆虫に限りません。蛙やヘビ、トカゲやマムシなども含めて、地上を這う小さな生き物をさして「虫」と言いました。

 

 

◇七十二候 3/6-3/10 蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

「啓蟄」を少し詳しく言い換えたもので、意味は同じです。「虫」の意味には目に見えないものまで含まれ、それらは体内を這って人間の感情を左右すると考えられました。「虫の居所が悪い」という慣用句は、そこからできたそうです。

‘春先は変な人が増える’と言いますが、冬のあいだに硬く縮こまっていたからだが春の暖かさで緩んでくると、自分の中の「虫」が浮かび上がってくるのかもしれません。何を退治したらよいのかが浮き彫りになる春は、デトックスのチャンスでもあると言えますね。

この時期は春雷がなりやすい時期。むかしの人は、雷の音にびっくりして虫たちが這いだしてくるのだと考えていました。

 

◇見合って見合って♪春の野草は未知の存在♪


ここからは、春の野草の料理体験記です。

現在、「季節+その時期にオススメのこと」をテーマに記事を更新しておりますが、わたしは完全なる季節初心者。とはいえ間違った情報を載せてはいけませんので、こころに若葉マークをつけながら、安全運転をこころがけています。

記事を書くときはいつも本を見て、届けたい情報を選ぶわけですが、 「どうやら春の野草は体に良いらしい」という情報を仕入れたワタクシ。さっそく調理してみたんです。だって、記事を書く人が体験していないなんて嘘くさいし、健康に憧れているので♪

料理は日常的にしていますが、去年まで、春の野草はスーパーで見かけても完全スルー。

だって、調理の仕方がわからないんだもん!

そう…春の野草って、いまいち理解できない存在。今回は、その「未知との遭遇体験記(痛い目遭っちゃったー☆)」を書きたいと思います。

どうぞ、お付き合いくださいませ(春の野草の解説も、お届けします♪)。

 

◇初めまして。ドキドキの、初体験。


■お見合いその1 ~フキノトウ編~

まずはフキノトウを買ってみたわたくし。るんるんでパッケージをあけてフリーズしました。

これ、どうやって調理するの!?

真ん中の実っぽいところを食べるの?それとも周りの葉っぱ?いや、全部食べられるの?

…うーん。とりあえず、よくわからないけど丸ごと蒸してみよう♪ 大体の食材は、【蒸す+お塩をふる】で美味しくなるから!と、TRYしてみたら、きれいな緑色だったフキノトウくんは、真っ黒になりました。

なんかすごい色だな…。漫画でいえば「ごくり…」という効果音を背景に背負いながら、食べてみるとすごく苦い。あれ…?おいしくない?いや、でも、良薬口に苦しって言うし!

と、自己説得しながら飲み込みました。

 

■お見合いその2 ~タラの芽編~

別の日に仕入れたのは、タラの芽。るんるんで調理開始、流水で洗っていたら、手に痛みが走りました。「イタッ!!」

…よく見るとトゲがあるじゃぁないですか。「何この食べ物!こんなチクチクなトゲがあるけど、これ、食べられるの!?」と、思わず声に出してしまいました(再び、ごくり…)。

一瞬思考停止したものの、フリーズしても高速で再起動できる機能を搭載しているのか(何も考えていないとも言う)、「まぁいいか、蒸せば♪」と、大雑把の本領を発揮させ、強行突破でトゲごといただきました(あとから調べましたが、食べても問題ないようです。蒸したあとは柔らかかったです)。

 

◇お見合い相手は、生命力あふれる面々でした。


思ったように調理できているわけでもないのに「春の野草を食べる私って素敵♪」と大和撫子気分でおりました。‘季節酔い’とでも申しましょうか、いわゆる一種の軽い自己陶酔になっていたわけですが、「もう少し詳しく春の野草について書きたい」と、調べてみると…。

は、恥ずかしい( ;∀;)!

フキノトウもタラの芽も、あく抜きしないとダメ(体に毒)だということを知りました。

全然大和撫子じゃないじゃん…。フキノトウが真っ黒になったのも、アクが空気に触れて酸化したから。健康♪なんて言いつつ、体に毒であることをしていたのです。

がーん!ま、いっか♪調べて分かってラッキーだ♪

ということで、春の野草についてもう少し書いてみます。「アク」や「トゲ」、なんとなくワルっぽい響きのするそれらには、ちゃんと意味があったのです。自然はすごい!

 

◇「春の野草が苦い」のはどうして?


‘ほろ苦さが美味しい’とはよく言いますが、どうして春の食材が「苦い」のでしょうか?

それは…彼らの生き抜く戦略だったのです。植物からしたら、長い冬に耐え、やっと芽を出したばかりの春。「これから俺たちの時代だ!成長期!」と張り切っているところを、ぱくっ☆っとあっさり動物たちに食べられたら困るわけです。なので、たっぷりの「アク」だとか「トゲ」だとかでワルぶって、その‘実’を守っているのですね。

逆に言ったら、彼らは、これから爆発的に成長するエネルギーを秘めている存在ということ。つまり、春の野草を食べるということ=「人(植物)生ここからパワー!」を食べるということ。

これはやっぱり、食べないわけにいきません。

それぞれの季節には旬の食材がありますが、「人生ここからパワー」が春の旬。始まりの季節に、まさにピッタリですね。その結晶ともいえる春の野草を食べないなんて、ソンしてマス! 確かにあく抜きは面倒ですが、それを差し引いても食べる価値がある!と、あらためて確信し、ワルたちに、惚れ直してしまいました(#^^#)♪ 痛い目に遭ったけど、やっぱり好きなのです。

 

◇アク(灰汁)抜きの方法


ちなみにこのアク、食べるとどうなるかというと、健忘症や眼球運動の低下を引き起こすビタミンB1欠乏症になったり、発がんのリスクが上がったりします。だから、動物たちもむやみに食べるのを避けるのですね。

わたしは、母から教わらずに料理を覚えたので、ほうれん草もあく抜きしないと結石の原因になることも知りませんでした。「知らないままでもなんとかなってしまうこと」って日々の中にごまんとあるけれど、積もり積もって自分の体で引き取ることになることを思うと、きちんと知るって大切ですね。知らない・調べない・考えないって怖いことです!

さて、そのアク抜きの方法ですが、今回は、若杉ばあちゃんのお知恵を拝借。下記リンク先に、あく抜きの方法が載っています。

(リンク:若杉ばあちゃん公式ホームページ

アク抜きの方法って、調べるといくつか出てくるのですが、「湯がいたあと、冷水に2晩つけておく」とか面倒くさい!と思ってしまうものもありました。でも、若杉ばぁちゃんの方法ならそんなに時間はかからないし、簡単♪

そして…個人的に1番楽だな…と思うのが「素揚げすること」。天ぷらにすると、アクが高温の油にとけるのであく抜きが不要なのですが、そもそも天ぷらが面倒くさい。だから、素揚げして、お塩をかけて食べるというのが、1番ズボラ、かつ簡単にTRYできる方法なのではないかと思っています。

素揚げも若杉ばあちゃんの方法も、まだ試してはいないので、スーパーでまた春の野草を見つけて、仕入れてみようと思っています(今日買いに行く予定です^^)♪

旬を迎える野草は週単位で変わるといいます。毎年料理している方はもちろん、春の野草未体験☆なあなたも、今年はデビューを飾ってみてはいかがでしょうか?この記事が、そのお役に立てたなら、とっても光栄です。

今回の二十四節気・七十二候はここまでです。お読みくださり、ありがとうございます(#^.^#)♪

◇◇◇

【編集後記】今回のお話は、アク抜きをしている方からしたら、恥ずかしいことだと思います。とても。でも、誰だって、最初はなんでも初心者です。そんなことを考えていたら、はじめて「御中」と宛名に書くことを教えてくれた人に、「そんなことも知らないの?」と馬鹿にされ傷ついた‘ほろ苦い’思い出がよみがえりました。春味の記憶です。「人生ここから味!」

それでは!また5日後にお会いしましょう!(#^^#)ノ!

◆◇二十四節気・七十二候とは◇◆
1年を24等分し、約15日ごとに巡ってくる分割点(節気)を含む日、に名称をつけた二十四節気と――、その二十四節気をさらに5日(または6日)ずつの3つ(初候、次候、末候)に分けた期間を七十二候といいます。読みやすさを考慮して、記事のなかでは二十四節気は15日毎・七十二候は5日毎と表記していますが、実際はすこし変動があります。

(★参考文献:日本の四季と暦/えほん七十二候~はるなつあきふゆめぐるぐる~)

 

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