Erosとは、女の哲学である。Vol.3 Erosを通しての男女間コミュニケーション

『こころ♪生きる♪くらし♪』をご覧の皆さま、こんにちは。千葉県でコア服スタイリストをしております、ふぅと申します。こちらのコラムではErosをテーマとして、Erosを通しての「女性の生き方・あり方」についてお話しをさせていただいております。

Vol.2では、「Erosと向き合うことは、どこまでも自分や自分の人生と向き合うことに繋がっている」とお伝えしましたが、それは自分の中のErosと向き合う時だけでなく、今回のテーマである「Erosを通しての男女間コミュニケーション」においても全く同じことが言えるのではないかと思っています。ということで今回は、そこを軸にお話しをしてまいりたいと思います^^

Erosとは、自分との究極のコミュニケーション

今、もしもあなたが性的パートナーシップにおいて何か悩みや不満を抱えているとしたら、それは日常のどこか(仕事や人間関係etc.)に同じ悩みや不満を抱えているというサインかもしれません。

例えばこんなこと。

以前、私は、性行為中の痛みが強く、セックスを憂鬱に感じていた時期がありました。痛みが気になり婦人科を受診してみましたが、結果は「異常なし」。つまり、体の準備ができていない段階で、求められるままに応じてしまっていたことが痛みの原因だったことを知ります。

それを知った時、私の中には、無意識に相手を優先して、自分が少し痛いのを我慢すれば済む……と、なぜか彼の満足>私の満足でいい、という思いがあることに気づきました。でもそこに気づいたら、「え?なんで?そんなの嫌だ。お互いに満足したい」という本音も出てきました(笑)。本当の思いに気づいた私がしたことは、vol.2でお話ししたこちらですね。

☆ ☆ ☆
<Erosとの向き合い方>
まずは「私」を主眼として、自分の中の「こうしたい」「こうだといいな」という理想や希望を細かく掘り下げていきます。
1.自分の感覚に耳を傾けて
2.本当の望みを掘り起こしていき
3.本当の望み(心地よさなど)の 実現のために出来ることから行動に移してしていく
☆ ☆ ☆

「何をしてほしいか」「何をされたくないか」をまず自分の中でハッキリさせることから始めて、相手に一つずつ伝えるようにしていきました。

・私はもともと皮膚が薄く、痛みを感じやすい体質であること。
・優しくして、ではなく「いつもの10分の1の強さにして欲しい」など具体的に。
・彼が進めたいスピードと私が望むスピードに差があると、急かされる感じがして行為に集中できないこと。
・そもそも、気が乗らないのに相手を優先してセックスに応じたりしないこと。
などなど……。

そしてまた、冒頭でお伝えしたこの部分――「性的パートナーシップにおいての悩みや不満がある時、それは日常のどこか(仕事や人間関係やそれ以外)に同じ悩みや不満を抱えているというサインかもしれない」――つまり、「“私が少し痛いのを我慢すれば済む”と思ってやっていること」が、パートナー以外の関係性の中にもあるかもしれない、ということ。

例えば私の場合には、お仕事関係の方とのやりとりの中で、打ち合わせ日程だとか場所だとか、自分の希望を言わずに相手の希望だけを優先していたり……。

それが自分の喜びとしてやっているのなら良いのですが、本当は不満を感じる自分がいる。それなのに無意識に相手を優先している。そんな風に、本当に小さなことだけれど、自分に我慢を強いている場面がパートナー以外との関係性の中でも同じようにあったりするのですね。

まずはそこに気づくこと。相手に伝えるというチャレンジも大事ですが、伝えるという表面的なことだけに意識が向きすぎると、相手に感じた不満の原因は自分が作り出しているという視点が抜け落ちてしまいやすいと感じています。

ですので、まずはどうしたら私は満たされるのか?を知り、実践していくこと。自分の希望をちゃんと伝えてみること。

そうすると、案外自分の希望が通ったり、期待以上のことが待っていたりするから人生って面白いなぁと思います。結果として自分の希望が通ったりするのは、自分を愛すこと(きちんと見つめること)ができたご褒美なのだと私は思っています^^

その後、性行為中の悩みは解消していきましたが、それでも時々、また無意識に相手を優先して我慢する…というようなことをしては、ああまたやってしまったと落ち込むこともあります。でもそのたびに自分の心の癖に気づいて、私が本当に望んでいることを知っていければよいのだと思っています。

どこまでいっても、人生というのは自分との対話になっているんだなぁと、ちょっと途方に暮れるような気持になるけれど、それは逆を言えば、自分に気づくたびに生きやすくなっていく、ということでもあると思うのです。

Erosを通したコミュニケーションはすべて、私はどう生きたいか?の問いに繋がっている。それが、Erosは哲学であると私が思う所以です^^

あなたと一緒だから、ひらける世界がある

目の前の相手は鏡だと言うけれど、それは自分が相手の鏡でもあるということ。
二人そろって初めて、お互いがお互いの本当の姿を映し合うことが出来るのかもしれない。

あなたの「あなたらしさ」を嫌いだという人もいる。
でも、あなたの「あなたらしさ」が好きだと言ってくれる人もいる。
自分ではダメだと思っている「本当のあなた」こそが、愛おしいと思ってくれる人もいる。

自分の全部を愛してくれたら嬉しい。
でも、自分のダメなところを知っても、それでも一緒にいようとしてくれる。
それは、自分の全部を愛してくれているということになるのだと思うのです。

一人でいてもいい。
二人でいてもいい。
セックスはしてもいいし、しなくてもいい。

だから、目の前の愛する人といることを選んだのなら、分かち合いたいと思えるほど大切な存在に出逢えたのなら、ごまかしたり、見て見ぬふりをしたりせずに、自分のまま一緒にいてみて欲しいと思うのです。二人で一緒にその扉‐Eros‐をひらいてみるのもいいと思います。きっと、楽しいから^^

そして男の人はみんな、そのサポートを全力で命かけてやってくれる存在だって思います。時々(しょっちゅう?)女性にとって見当違いなことを頑張っているけれど(笑)、それでも、大好きな私やあなたのために、いつも男でいてくれることに、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう♡

終わりに。

当初、こちらの連載は全6回の予定でしたが、運営の佐藤さんともお話をし、今回で一旦区切りをつけさせていただくこととなりました。この連載を通して、何か一つでも、ほんの少しでも、あなた自身や愛する人とのパートナーシップに活かす一助となれましたら幸いです。ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。

またきっとお会いしましょう^^。

 

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