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2019-08-29

夏の楽しみ〜美味しいアイスコーヒー〜

花もりは喫茶店です。
この時期はかき氷専門店だと思われることが多いのですが喫茶店です。
喫茶店である以上珈琲が美味しくなければいけないので本を読んだりして情報収集しています。
ある時珈琲の本を読んでいると、珈琲と魚のDHAを一緒に摂取するととても良い健康効果が期待できるということが書かれていました。
さらに、
「珈琲とマグロを一緒に摂取することがおすすめです。」
と書いてあったので
「いくら栄養学的に良かったとしてもさすがにマグロと珈琲を一緒に食べることはないでしょう。」
と少しバカにしたように笑いながら読み進めていると
「珈琲とツナサンドの組み合わせは栄養学的にも最高ですよ。」
と書いていました。
バカにしたように笑っていたことを謝ります。
「ごめんなさい、マグロと珈琲を一緒に食べたことがありました。」

まだ気温の上がる前の午前中に子供といっしょにザリガニを取りに行きます。
たくさんのザリガニを捕まえて満足したら沼に返してあげて家に帰ります。
汗をかいて喉が渇いた子供には冷たいカルピスを、そして大人はやっぱり冷たいアイスコーヒーを欲します。
そんな時に飲む珈琲の美味しく淹れる方法をご紹介します。

アイスコーヒーはコクのある豆を熱湯でドリップして香りを逃がさず早く冷ますのがコツですよね。その珈琲に氷を入れて冷ましたいです。実はその時の氷は冷凍庫から出したばかりの氷では駄目なんです。
それでは低温過ぎて珈琲の品質が変わってしまいます。ではどうするのかと言うと氷に少しの水を入れて二、三十秒放置してから珈琲と合わせることで品質を維持したまま冷やすことができます。それだけって思われるかもしれませんが是非一度飲み比べてみてください。違いが明らかになると思います。

珈琲はそんなちょっとしたことで味に変化が付いてしまう繊細な嗜好品です。
ポットの注ぎ口が細いほど美味しい。
珈琲豆を軽く押さえてからドリップした方が美味しい。
沸騰したポットは一度フタを開けてから注ぐ方が美味しい。
三分の二杯を丁寧に淹れて残りはお湯を注ぐ。

具体的に言うと三杯分の珈琲を淹れるときに二杯分までは丁寧に注ぎ最後の一滴まで落としきります。なぜこうするのかと言うと、珈琲の美味しさは最初の一滴にあるからです。後半になればなるほど珈琲の美味しさは減っていき味も香りも損なわれます。前半の美味しい珈琲に後半の美味しくない珈琲を注ぐくらいならむしろお湯を注ぐほうがスッキリした味になり本来の美味しさを伝えられます。珈琲を淹れる時間も短縮できておすすめです。

あと裏技みたいになりますがアイス珈琲に輪切りのレモンを浮かべて飲むと美味しいだけでなく健康効果も期待できるそうです。日本では一般的では無いのですがロシアをはじめとして様々な国で飲む習慣があり先入観を除けば割りと飲みやすい味です。

ミルで豆を挽くと必ず子供がやって来て自分もやりたいと言い出します。でも豆は固くて挽くことが出来ないので逆方向に回して満足げな表情を浮かべるのです。
非生産的なこの行動は時間だけが過ぎてしまい無駄に思えますが笑顔と充足感を子供に与えて私も釣られて笑顔になります。
思えばこの子の初めての外出は珈琲豆屋さんでした。
長くお付き合いのある珈琲豆屋さんに子供の顔を見てもらいたくて連れて行ったからこの香りが好きなんでしょうか。
いつか子供とお酒を飲みたい感覚でいつか子供と珈琲を飲みたいですね。
この夢は二十歳になる前に叶えられそうです。

ツナサンドをお供にして。

河向直樹

1978年奈良県出身。2005年より「山辺の道 花もり」という喫茶店を奈良県桜井市で夫婦で営んでいます。神話が好きで料理が好き。大神神社にある様々なミステリーを勝手に謎解きしながら日々仕込みをしています。今一番気になっていることはは大神神社の摂社である「神坐日向神社」が北向きに建てられている謎です。三輪はどれだけ住んでも飽きない場所です。

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