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2019-08-21

~感じよう、わたしの美しさvol.17~ 生命力あふれる古来種野菜

〇食べたものはわたしになる

ぐんと暑くなった8月も、いつの間にか数えるほどになっています。気温の変化が激しかったこの夏、身体にもエネルギーチャージが必要です。普段、どんな食べ物からエネルギーをもらっていますか?

食べたものは、消化されてエネルギーになりますが、エネルギーだけを吸収しているわけではありません。食べたもので、わたしたちの新しい細胞が作られています。人は、燃料を入れて動く機械ではなく、命をもらって命をつないでいる生き物だからです。

 

〇古来種野菜を食べてください

数か月前に、一冊の本と出会いました。『古来種野菜を食べてください』という本です。野菜に関しては、恥ずかしながら、ぼんやりとした知識しかありませんでした。本には、在来種やF1種のこと、野菜の流通のことなどが分かりやすく書かれていて、何より、文章から著者の方の野菜への真摯な気持ちを感じました。

古来種野菜は、在来種野菜のこと。いったいどんな味がするのだろうと思い、まだ見たことのない野菜たちに会いに、吉祥寺のキチムさんへ、古来種野菜を食べに行ってみました。そこには普段見ることのない野菜たちが待っていました。

ごつごつした南瓜、まん丸い茄子、中がオレンジ色の芋。色とりどりの野菜たちは、どれも個性を持っていました。野菜のいきいきとしたパワーをもらって、お腹も心も満たされました。エリンギも、バターなんて要らないと思うくらいジューシーで、小松菜はしっかりした味があります。自然のものだから、いつも同じものがあるわけではないけれど、だからこそ、そのものの生きる力がしっかりつまった野菜たちでした。

キチムさんでは、不定期で古来種野菜が食べられる「古来種野菜の100日食堂」をされています。古来種野菜は、本の著者である高橋さんのwarmerwarmerで宅配をお願いできますし、イベントでも販売されています。

キチムさんで一度食べてから、エリンギと小松菜があまりにも美味しくて、また吉祥寺に足を運んでいるわたしがいました。食べたときの幸福感が違うのです。みずみずしいエネルギーで満たされて、命をもらって生きているのだ、と自然と思えます。

〇もともとの姿と味

社会的な効率やシステムの安定を求めると、どうしても型にはまらないものは、はじかれやすくなってしまう。それは、野菜も人も似ているかもしれません。けれど本当は、生まれ持ったもともとの姿と味でいいはずです。それが魅力的だし、同じでないからこそ輝きます。お互いを、いい味だね、と受け止められると、自分を含め、世界がとても豊かになっていきます。みんな、それぞれがいいのです。そう思えるおおらかさと強さが、自分自身を生きる上でも大切です。ぜひ、生命力と個性に溢れた野菜を手に取ってください。そのエネルギーに触れると、きっとあなた本来の個性にも、気づきやすくなるでしょう。

AEAJアロマテラピーインストラクター

「生かされていることを知ると、人は美しくなる」がモットー。美容業界で勤務し、たくさんの肌に触れていくなかで、肌と身体と心は密接に関わっていることを実感。スキンケアやアロマテラピーなどを含め、ホリスティックなケアを伝える。その人自身が持つ、ひとりひとりの美しさと出会うことが喜び。

blog 色香‐IROKA‐ http://irokaori.blog.fc2.com/

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